2018年2月5日月曜日

250L整備



結構な雪が降った最近、ということで250Lの整備が捗り。

先ずは諸々の部品外し。
グリップヒーターの左側を外すのに難儀しましたが何とか。
電源カプラの蓋、純正品が欲しかったけど単品で出ないのでしょうがなく当該のメスカプラ用意して、それをメクラ加工して使用。

フロント周り。ローダウンキットを除去することもありバラシ。ステム下側が鉄製、ということでフォーククランプ部に赤錆が。
これはいけません、ということでMD30のALステムに交換。勿論中古部品。定番らしく、ネットにいっぱいやり方出てます。先人の知恵に感謝。中古のステムに付いてたベアリング、錆びててしょんぼり、な状態だったけど「とりあえず組んでみるか」でグリスアップして仮組したらカックンカックン。グリスと仮組の手間が無駄に。諦めて新品ベアリングとダストシールに組み換え。ブレーキラインガイドもMD30用を使用。そのためにブレーキラインを一回バラシ。大人なんでバンジョーワッシャーは新品に。純正は高価なんで汎用品ですが。

フロントフォーク、バラしてローダウンキット除去。片側バネで片側ダンパー。減衰調整なんて一切出来ないシンプル仕様。ダンパーは教科書に出てくる一番基本的な「オイルダンパー」そのまんま。まー本来モーターサイクルなんてこれで十分なんです、みたいなことでバラシは超簡単、だけどロワーのボルト外しが?な感じ。どー考えても供回りする構造だけど、マニュアルには「外す」としか書いてない。しょーがないから適当な塩ビパイプでスラスト方向に加重かけてクリア。読んでると「何のこっちゃ」ですが作業したことがある人は分かってくれるはず。
変えたのはオイルのみ。町乗り車両だったこともあり排出したオイルは綺麗。勿体なかったけどしょうがないかな。で、減衰を上げたかったので、テキトーに選んだ粘度のオイルで組み上げ。銘柄はスズキ純正。選んだ理由は最安だった、それだけ。缶は時代に合わせてカッコ良くなってます。

フォークアウターの赤錆は556+スポンジヤスリでピカピカに。556は基本灯油みたいなものなので、研磨とか洗浄には最適。潤滑には向いていないかと。スポンジヤスリはダイソーですが、コスパを考えても3Mですよね、やっぱり。

ハンドルは在庫で持ってたイチヨンCRFの純正レンサルへ。手持ち部品なんで当然フリー。純正鉄ハンドルと並べてみると諸寸法たぶん全く一緒ですね。でもカッコと軽さが全然違います。

こんな感じでフロント周りは終了。


0 件のコメント:

コメントを投稿