2020年6月5日金曜日

イチヨン整備



一年以上不動車になってるイチヨン、ですがちょっとだけ整備はしてました。

L側フロントフォークのシールが抜けたので交換。2回しか乗ってないから外筒のオイルは当然再使用。エコ。新車から初めて、なんで6年持ちました。素晴らしい。これは最後に乗る前の話。

抜けたブレーキのチェック。ピストンがどうも寿命ですね、ということで注文、交換。シールも同梱されてたので当然交換。ブリーダーボルトとバンジョーワッシャーも交換。これは気分。安いし。自分がこのbrembo削りキャリパを買ったのは2010年。しかも中古。そっから初めてのピストン、シール交換。充分使いきったでしょう、と。新品ピストンは気分良し。

限界厚みを越えたRローター交換。イチサンと合わせてこっちもソリッドに。で、固定はたまたまあったヤマハの純正ボルトを使ってたんですが錆び錆び。危ない。なんでホンダ純正ボルトへ交換。
ブレーキローター固定ボルトは大事。ブレーキだから、ということはもちろんだけど、スラスト方向に負荷がかかるから。機械設計が仕事の人は「ボルトは引張圧縮には強いけど剪断には弱いから、剪断方向に負荷かかる設計はNG。仕方なく使う場合はこれこれこーいう計算で安全率をー」っていうことが頭にあるハズ。無い?またまたー。教科書や便覧の一番最初に出てくるコトだから。だからローター固定ボルトは本来しちゃいけない設計をしてる、多分、っつーこと。だからこそまともなボルトを、と。その意味ではラジアルマウントのキャリパーは実に正しい設計。
なんだかんだ言ってモーターサイクルで純正ボルト買うならホンダがアンパイ、なんじゃね、多分、知らんけど、ということで。

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